西村京太郎記念館

西村京太郎記念館とは?
西村京太郎氏はミステリー小説の第一人者で、著作は400冊を超え、その累計発行部数は2億部を超えますが、これほどの数字を成し得た作家は、西村京太郎氏と赤川次郎氏の二人だけだそうです。
かつて静養で訪れた湯河原の気候風土や湯河原の人々の人柄に魅かれ、西村氏は湯河原をついの住居と定め、移住しました。これきっかけに開設されたのが「西村京太郎記念館」です。ちなみに西村先生のご自宅もすぐ近くにあるそうです。300余点におよぶ西村先生のこれまでの全著作をはじめ、貴重な生原稿(西村先生はワープロではなく手書きで原稿を書かれます)や、大ジオラマ(鉄道模型では有名な天賞堂が製作したそうです)、秘蔵コレクションなど、作家生活を象徴する品々が展示されています。
西村先生の作品のファンの方でしたら、本当に感動の連続であることは容易に想像できます。筆者も子供の頃は鉄道模型にも没頭し、また中学生の頃には「寝台特急殺人事件」を読んでいたこともあり、西村京太郎記念館の2階は、まるでおもちゃ箱の中に居るような錯覚さえ抱きました。
建物の一階は「茶房にしむら 」という喫茶店になっており、西村先生の愛飲する炭火焼コーヒーとケーキなどを販売しています。このコーヒーカップ、西村先生のサイン入りなのですが、何とそのまま持ち帰り可能です。(ソーサーは別売です)ファンの方にはこれまた嬉しいプレゼントになるのではないでしょうか。
筆者も何度か足を運んでいるのですが、意外や意外、大人だけでなく小さな子供も鉄道模型のジオラマには興味津々のようで、ずっと食い入るように眺めています。天気のすぐれないような時には、観光コースの一つに織り交ぜるのも一つの方法かもしれませんね。
西村京太郎記念館へのアクセス方法
バスをご利用の方は、湯河原駅2番のりばから「奥湯河原」または「不動滝」行きにて「小学校前」バス停下車、徒歩3分。お車の方は千歳川沿いの東海道新幹線高架より150mほど湯河原温泉寄りになります。ちょうど、東海道新幹線高架と首大仏の福泉寺の中間あたりになります。すぐ近くですので、福泉寺の首大仏とセットで回っても良いでしょう。
【ちょっと耳より情報】西村京太郎記念館 |
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西村京太郎記念館 詳細情報
- 利用時間:09:00-16:30(最終入場16:00)水曜定休
- 利用料金:大人500円、中高大学生300円、小学生100円
- トイレ:あり
- 駐車場:正面に無料駐車場有
- お問い合わせ先:西村京太郎記念館 (0465-63-1599)
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