ゆとろ嵯峨沢（さがさわ）の湯
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ゆとろ嵯峨沢の湯とは？
湯河原温泉の日帰り温泉施設としては、湯河原町営のこごめの湯がありますが、こちらのゆとろ嵯峨沢（さがさわ）の湯は、新湯河原温泉開発株式会社という民間の会社が運営を行っている日帰り温泉施設です。
この湯河原にある二つの日帰り温泉施設の違いですが、そのまま運営母体に関する「官民の違い」とでも言いますか、雰囲気が大きく違うのが特徴です。まずは施設を利用する客層が大きく異なります。ゆとろ嵯峨沢の湯は経営主体が民間ということもあり、真鶴観光、湯河原観光の観光客に対して積極的にPR展開を行っています。従って利用される方が観光客の方が多いように感じます。それに対して、こごめの湯は町営の施設なので、地元の方が多く利用されています。（実は町民割引制度があるのも大きな理由です）
それ以外にも、サービス面でいくつかの違いがあります。まず、隣接する駐車場が町営のこごめの湯は有料（30分100円）なのに対して、民営のゆとろ嵯峨沢の湯は、60台の無料駐車場を完備し、さらに5名以上の場合は真鶴駅や宿泊施設からの往復無料送迎もしてもらえます。これはとても便利なサービスで、往復のタクシー代を考えるととてもお得で、しかも温泉入浴後にビールで乾杯…、といった飲酒も可能。営業時間もこごめの湯が21時までなのに対して、ゆとろ嵯峨沢の湯は23時まで営業しています。
その他に、神奈川県において初の許認可を受けた飲泉コーナーのサービスがあります。この湯河原温泉の温泉をそのまま飲めるので、温泉に浸かって外から、そして飲泉で内からと、湯河原温泉を全身で愉しむことができます。
肝心の泉質ですが、アルカリ性単純温泉で無色透明、温度は内湯がちょっと高めで、露天もわずかに高めです。（こごめの湯は内湯が適温で露天が若干ぬるめ）日中ですと、露天風呂からの見晴らしも良く、左右二つあるお風呂は日替わりで男女が入れ替わります。ささはなの湯には、内湯・高さ4ｍの大滝の湯、気泡の湯、露天風呂、フィンランド式サウナがあり、もう一つのこちょうの湯には、洞くつ風呂や打たせの湯、露天風呂、内湯（檜風呂）があり、趣向が異なるので両方楽しめると良いかもしれませんね。（2度以上来なければなりませんが…）
施設に併設の食事処に力を入れているのが、軽食のみのこごめの湯とは大きく異なる点です。1階には鉄板焼きも可能な和食お食事処、2階には各種和定食に麺類も扱うレストランがあります。筆者は1階の和食お食事処を何度か利用しているのですが、真鶴の新鮮な海の幸を堪能することができ、とても満足できるレベルです。
基本的にその日仕入れた魚介類が提供されますので、売り切れ御免の先着順です。品切れの際はあしからずご容赦下さい。
こごめの湯とは経営母体の官民による違いこそあれど、どちらも湯河原温泉を満喫できる貴重な日帰り入浴施設です。お好みに合わせてご利用下さい。（両方利用できるのがベストですが…）
ゆとろ嵯峨沢の湯へのアクセス方法
ゆとろ嵯峨沢の湯へは、バスをご利用の場合は町営コミュニティバスを利用します。真鶴駅より湯河原行き（湯河原駅発、真鶴駅行きもあり）町営コミュニティバスを利用し、ゆうゆうの里バス停下車徒歩1分です。料金は一律で大人200円です。
５名以上では無料送迎が利用できるので、人数が確保できるのであればこれを利用するのがベストです。当ペンションも含めて、宿泊施設間の往復送迎も可能です。
お車の場合は、 新崎川とJR東海道本線の交差するあたりになりますが、ちょっと道が分かりづらいので、予め良く調べてから向かわれるのが良いでしょう。当ペンションからですと、裏道を使うと早いのですが、分かり辛い道ですので、国道135号線まで出て、町立吉浜小学校の南側あたりより「ゆとろ嵯峨沢の湯入口」の看板を目印に、町立吉浜小学校の脇を通って向かうのが比較的分かりやすいと思います。
ゆとろ嵯峨沢の湯 詳細情報
- 利用時間：9:30-23:00（最終入場は22:00）木曜定休
- 利用料金：有料（中学生以上1,050円、3才から小学生500円）
- トイレ：あり
- 駐車場：無料駐車場60台分あり。
- お問い合わせ先：ゆとろ嵯峨沢の湯（TEL:0465-62-2688）
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