貴船神社

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貴船神社

貴船神社とは?

貴船神社とは、真鶴半島のほぼ中央にある神社で、大国主神(おおくにぬしのかみ:大地を象徴する神)・事代主神(ことしろぬしのかみ:託宣を司る神)・少彦名神(すくなびこな:多くの山や丘の造物者であり命名神)を祀っています。船という名からも、漁業に関するものと想像しがちですが、地元においては漁業のみならず、日常的な信仰の対象として真鶴に住む人達から崇められてきた神社です。

貴船神社石碑縁結びの神、またパワースポットとしても有名な貴船神社が京都市左京区にあり、日本全国に約450社ある貴船神社の総本社となっておりますが、ここ真鶴の貴船神社とは直接の関係はありません。すなわち、ここ真鶴の貴船神社は、日本全国に約450社ある貴船神社とも直接の関係は無いことになります。

神社に伝わる言い伝えによると、寛平元年(889年)、三ツ石(真鶴岬)の沖に現れた木像12体と書状を社家平井家の祖先の「平井翁」が発見し、社殿を建てて村の鎮守としたのに始まると伝えられており、江戸時代まで「貴宮(きのみや)大明神」と称するなど、キノミヤ信仰が顕著でしたが、明治元年(1868年)に貴船神社に改称されました。

貴船神社キノミヤ信仰とは、神奈川県西部から静岡県伊豆半島にかけての相模湾沿岸部に広く分布する独特の信仰で、主に「キノミヤ」を冠する神社をその対象としています。「キノミヤ」は、木宮、貴宮、黄宮、木野宮、紀伊宮などと書かれ、その祭神も一定ではありませんが、樹木神か漂着神を祀る場合が多いとされています。

この真鶴の貴船神社も、三ツ石の沖に現れた漂着神を由来としていますので、キノミヤ信仰における「漂着神を祀る」ものということになります。

貴船神社石段鳥居をくぐると、境内まで108段の石段がありますが、これは仏教で煩悩の数と言われ、これを踏み越えるので「清めの石段」と言われています。

毎年7月27~28日に執り行われる貴船祭りは、昭和51年に県指定無形民俗文化財に、平成8年には国の指定重要無形民俗文化財に指定されました。このようにとても伝統ある真鶴町を代表する祭りですので、機会があるようでしたら、是非見に行かれてはいかがでしょうか?

日本三大船祭とは?

日本三大船祭とは、ここ真鶴の貴船神社で7月27~28日に執り行われる「貴船祭り」、宮城県塩竈市の志波彦神社(しわひこじんじゃ)・鹽竈神社(しおがまじんじゃ)で7月の第3月曜日に執り行われる「みなと祭」、そして広島県宮島町の厳島神社で旧暦6月17日に執り行われる「管絋祭(かんげんさい)」を指し、開催時期も7月後半とほぼ同じ時期でおおむね共通しています。

貴船神社へのアクセス方法

バスをご利用の方は、JR真鶴駅より真鶴岬方面行に乗車、「宮の前」バス停にて下車、徒歩1分です。 車の場合は真鶴半島をぐるっと一周する県道739号(真鶴半島公園線)を利用して、真鶴港より少し岬側に進んだ付近になります。無料の参拝者専用駐車場が利用可能です。

貴船神社 詳細情報

「ペンションはな」のオススメ度:★★★★
  • 利用時間:見学自由
  • 利用料金:無料
  • トイレ:あり
  • 駐車場:参拝者専用無料駐車場有
  • お問い合わせ先:貴船神社 (TEL.0465-68-0066)
    真鶴町観光協会 ( TEL.0465-68-1001)

※掲載の情報は、記載時点での情報に基づいております。上記詳細情報は最新の情報ではございませんので、予めご了承下さい。もし変更事項等お気づきになりましたら、お問い合わせフォームよりご一報頂ければ幸いです。適時情報更新させていただきます。

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最終更新日: Tue, 2010-04-20 1:07 pm ページのTOPに戻る Home | リンク | 全国宿仲間リンク | サイトマップ | プロフィール